予防歯科の必要性
歯磨きだけでは予防できない
当院では、虫歯や歯周病などを未然に防ぐ「予防歯科」に力を入れているのが特徴です。歯が痛くなってから歯科医院に来院するのではなく、痛くなる前にお越しいただければ治療の痛みや来院回数などを最小限に抑えられます。定期的に歯科医院で検査やメインテナンスを受けて、生涯虫歯や歯周病とは関係ない口腔環境を手に入れましょう。
当院でのお口のケア
当院の検診にお越しいただければ、虫歯や歯周病の検査とプロによるクリーニング、状況に合わせた歯磨き指導を提供できます。虫歯や歯周病は初期症状が無い病気ですから、定期的に検査を受け、問題があれば早期治療することが大切です。
PMTC
歯科医療のプロが提供する専門的なクリーニングです。日々のブラッシングでは落とせない歯石やバイオフィルムを一掃しますし、歯面を磨き上げる心地よさも味わえます。
スケーリング
歯周病の原因となる歯石はブラッシングでは落とせません。そのため、歯科医院で定期的にスケーリングを受けることをおすすめします。
TBI(ブラッシング指導)
毎日のブラッシングは予防の基本です。当院では患者さんの磨き残しや歯並びを踏まえて、それぞれの方に合ったブラッシング指導を行っています。
ホームケアならポイックウォーターがおすすめ
ポイックウォーターでお口をゆすぐことでタンパク質汚れを浮き上がらせることで除去しやすい状況になります。さらに、除菌効果もあり、歯ブラシのいき届きにくい部位、歯と歯の間、歯周ポケットにも効果的です。朝起きた時のねばねばする感じが無くなると思いますので、ホームケアにはポイックウォーターがおすすめです。詳しくは当院にご相談ください。
唾液がん検診
唾液がん検診は、膵臓がん・大腸がん・乳がん・肺がん・口腔がん・胃がんといった複数のがんのリスクが個別に判断できる検査です。心身ともに負担が少ない手軽な検査で、早期発見が可能です。
※「がんの可能性」を調べる検査であり、100%の結果を保証するものではありません。
唾液がん検診の流れ
(事前準備や内容)
Flow01検査2日前
豆製品(納豆、豆腐、枝豆など)、ナッツ類、シジミなどは控えて、食事を取ってください。
検査結果に影響が出るため、これらの栄養素が入っているサプリ類にも注意してください。
Flow02検査前日
夜21時までに食事を終えてください。夜21時以降は、検査終了まで水のみ摂取可能です。
2日前同様、食べる物に注意してください。
Flow03検査日の朝
検査当日は以下のことにご注意ください。
- 朝食は取らないでください。検査終了までは、水のみ摂取可能です。
- 検査2時間前までに歯磨きを済ませてください。
- 検査30分前にコップ1杯程度の水を飲んでください。
- 服薬中の場合は、事前にかかりつけの医師へご相談ください。
- 当日は口紅、リップクリームは控えてください。入れ歯接着剤も使用不可となります。
- 唾液採取1時間前は激しい運動や喫煙、口腔内のケア(歯ブラシ等)をしないでください。
Flow04ご来院後
受付にて検査キットをお渡しします。自然に分泌される唾液をストローで容器に移してください。
Flow05検査結果
採取した唾液は検査所で測定いたします。検査結果が出るまでには2週間程度かかります。
唾液がん検診のメリット・デメリット
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メリット
- 救命の効果がある
- 早期のがんを発見できる
- がん以外の病気も見つけることができ、治療に結びつけられる
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デメリット
- がん検診の判定・診断の結果が100%正しいというわけではない
- 結果的に不必要な治療や検査を受けてしまうことになる可能性もある
- 公的医療保険が適用されない自由診療である
料金表
唾液がん検診 | ¥33,000(税込み) |
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唾液がん検診を受ける際の注意点
唾液がん検診を希望される場合、まず電話にて連絡をお願いします。検査2日前から注意していただくことがありますので、その点を説明してご承知いただいたうえで、検診日の予約をお受けしています。
定期検診のご案内
丁寧に歯磨きしていても、磨き残しが全くない人はいません。そのため定期検診を受けて悪い部分がないか、確認することが重要です。また、検診ではブラッシング指導もできますので、磨き残しを減らすことにも役立ちます。患者さんの症例により来院間隔は異なりますが、3か月~1年に1回は歯科クリニックを受診し、メインテナンスに取り組むように心がけましょう。